子ども狂言とは

島原子ども狂言とは

島原ではずっと昔から、島原城で能と狂言が行われていました。
「島原子ども狂言ワークショップ」ではこの城下町・島原ならではの伝統文化をぜひ子どもたちにも伝えようと、江戸時代より島原に能と共に伝わった狂言を体験しながら、城下町ならではの歴史や文化を学び伝承していくために、和泉流狂言師・野村万禄さんの指導のもと、島原城を背景にした島原城薪能の舞台での発表を目標に、毎年稽古を重ねています。平成19年 (2007年)の火山都市国際会議島原大会や、平成12年 (2012年)のジオパーク国際ユネスコ会議の舞台では、世界各国から集まられた海外のお客様の前で、日本の素晴しい伝統芸能をご披露し大絶賛を浴びました。
一昨年は、島原子ども狂言十周年記念の舞台を島原城薪能ので立派に発表、また今年度は島原市の姉妹都市の豊後高田市の子ども達が来島された際、おもてなしに歓迎の祝謡を披露いたしました。
今年も島原の歴史と文化を受け継ぐ、島原っ子の晴れの舞台にご期待ください。

*日時・・・平成27年10月17日(土) 午後5:00始曲
*会場 島原城薪能舞台(島原城天守閣前広場に特設)

 

島原狂言『釣ろうよ』

昔から庶民により島原で語り継がれてきた狂言を原案に、島原のオリジナルの狂言として、島原城専門員の松尾卓次氏による脚本と和泉流狂言師野村万禄氏の演出により平成十八年に創作される。
鯛は、淡紅色で、姿が美しく、また「めでたい」に通じるところから、縁起のよい魚とされ、祝膳に尾頭付きで用いられる魚です。
島原の九十九島沖はいい漁場で、鯛、がんば(フグ)など多くの魚がとれます。
目出度い鯛を釣りに行った太郎冠者は何を釣ってくるのでしょうか。
今年は「島原城天守閣復元五十周年」をお祝し、歴史と文化の城下町である島原のさらなる発展を祈念する「鯛つり」です。

 

講師のご紹介

野村万禄(能楽師 狂言方 和泉流)

野村万禄

昭和41年(1966年)東京に生まれる。
故・野村万蔵(芸術院会員・人間国宝)の孫。
伯父の初世野村萬(人間国宝)に師事。
平成2年(1990年)東京芸術大学音楽学部邦楽科能楽専攻卒業。
平成12年(2000年)、二世野村万禄襲名。
野村万蔵家の別家を興す。
現在福岡在住。
国内外において数多く、九州各地に稽古場を開設。
一般にも広く門戸を開き狂言の普及と発展に努めている。
また、クラシックアンサンブルやピアノとの共演など幅広く活躍中。
平成16年(2004年)より島原子ども狂言ワークショップの講師を務める。
社団法人能楽協会九州三役会所属。
重要無形文化財総合指定保持者。
平成二十二年度福岡県文化賞(奨励部門)受賞。